石堂動物病院

院長のひとりごと

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2008年 11月

2008.11.30(日)

フリーマーケット in 円山音楽堂

11月の最後の日曜日、京都は紅葉の季節で多くの観光客であふれかえっておりました。そんななか、円山公園の音楽堂で若者のミュージシャン達の音楽会とフリーマーケットが開催されました。そのフリーマーケットに嫁さんと当院のスタッフが参加し、私はお荷物運送係でかり出された次第です。
私はフリーマーケットのお手伝いをすることもなく、若者の音楽を聞いている数少ない観衆のひとりでした。大学ではアメリカのカントリーミュージックに似たブルーグラスという音楽していました。バンドを作り、バンジョーという楽器を弾いていました。ライブステージでも何回も演奏をしていましたが…、
若者達の演奏を聞きながら、私は上手なプレイヤーでなかったなあ〜と思い出していました。
また、30数年前の中学時代にはKBS京都の深夜ラジオのDJであった、高石ともやとナターシャーセブンが毎年、祇園祭の頃に、この円山音楽堂で行なっていた「宵よい山コンサート」に来た事も懐かしく思い出しておりました。
そうそう、その「宵よい山コンサート」で聞いた、盲目の津軽三味線の巨匠、高橋竹山の「津軽じょんがら節」の三味線がこの音楽堂で圧倒的な音色で響きわたって感動した事も思い出されました。今思ってもあんなに素敵な三味線の音色を聞いたのはあの時限りです。
そんなこともあって少し懐かしく昔を思い出しながら時間をつぶしていました。

フリーマーケットはなかなか好評のようでした、和歌山から京都観光に来られた「おばさま3人組」、何やかやと言いながらたくさんお買い上げになられたみたいで…、あの様子なら、京都土産はフリーマーケットの品物ばかりになったのでは…?

でも、やはり、予想とおり飽きてきてしまいました。
で、東山、祇園界隈をさまよう街角探検隊とあいなったわけで、
そのご報告は、明日以降に…

2008.11.26(水)

子猫君の旅立ち

先週から預かっていた子猫君に、今日、新しい家族となってくださる方が見つかりました。
病院が終わる少し前に、お母さん、息子さん、娘さんの3人で訪ねて来られました。先週から病院で子猫のもらい手探しをしている事は知っていたみたいで、家族会議を開いて、子猫を新しい家族として迎える事を決めたそうです。
ちょっぴり、やんちゃな男の子ですが、きっと可愛がられると思います。日中、お留守番する場所は娘さんのお部屋だそうです。いたずらをしない事を祈っていますが…

今回の子猫のもらい手探しは、とっても久しぶりのことでした。病院を始めての3〜4年はしょっちゅうもらい手探しをしていたような気がします。時には子猫が3〜5頭いたこともありました。患者さんから頼まれてもらい手探しのお手伝いをするのですが、時には、朝、病院の前に段ボール箱が置いてあって、その中に子猫が…、夜中に置いていくばか者もいました。

それが、この頃はとんとありません。
ちゃんと避妊手術をされる方が増えてきて、望まれない子猫が産まれる事がなくなり、捨て猫も減ってきたのでしょう。

明日から数日は、「あれ、子猫は?もらわれたの?よかったね〜」と言う人が何人も出現するはずです、きっと。

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